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2014年 GWの旅行動向調査



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プレスリリース
2014年06月03日 フォートラベル株式会社

フォートラベル「2014年 GWの旅行動向調査」
暦が大きく影響するGWの旅計画。ポイントは「前半の連休」と「大型化」。
旅行費用は、国内・海外ともに増加。増税でも旅行意欲は高まっている!
今後の注目ポイント。国内旅行先の新たなトレンドは?

 フォートラベル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 安永成志)、以下:フォートラベル)は、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)」にて、会員を対象に「2014年 GWの旅行動向調査」を実施いたしました。調査結果を以下にご報告いたします。

【1】 調査結果概要(基本データのご報告)
【2】 調査結果解説/執筆:弊社アドバイザー、旅行ジャーナリスト 村田和子
   1.  暦が大きく影響するGWの旅計画。ポイントは「前半の連休」と「大型化」。
   2.  旅行費用は、国内・海外ともに増加。増税でも旅行意欲は高まっている!
   3.  今後の注目ポイント。国内旅行先の新たなトレンドは?
【3】 調査実施概要(回答者プロフィール等)

【1】  調査結果概要(基本データのご報告)



【GWの休暇取得状況概要】
 GWの連続休暇日数は、平均5.4日で、昨年とほぼ同様の結果となった(対昨年0.1日減)。ただし連続休暇日数の分布については、異なる傾向がみられた。今年は「4日間」と回答した人が(51.5%)と圧倒的に多く、次の「11日間」(6.5%)を大きく引き離している(グラフ1参照)。例年GWでは、暦通りの休暇取得に加え、連休の合間に休暇を取り長期休暇とする人も一定数おり、グラフの分布として2つの山が見られる。しかし、今年はもう一つの山がみられず、前半の飛び石連休に加え、途中に3日間の平日があるという暦のため、長期休暇が取得しにくい傾向にあったと思われる。

【GWの過ごし方概要】
 GWは「自宅中心で過ごした」と回答した人がもっとも多く36.1%、続いて「国内旅行」(21.5%)、「海外旅行」(18.6%)、「日帰り旅行」(11.9%)、「帰省」(6.0%)の順となった。昨年同時期の調査と比較すると「自宅中心で過ごした」人が7.1ポイント、「海外旅行」が1.1ポイント増加した一方で、「国内旅行」が3.9ポイント減、「日帰り旅行」は2.0ポイント減、「帰省」は1.1ポイント減となった(表1参照)。対昨年では、自宅中心で過ごした人が大幅に増加し、出かける人が減少する結果となったが、一昨年以前も踏まえ比較すると、昨年のGWが例年より旅に出る人が特に多く、今年は例年通りの傾向に戻ったという方が適当だ。経年で考えると、旅行は上昇トレンドだと思われる(調査結果解説-1参照)。

【海外旅行概要】
 海外旅行日数の平均は6.9日で、昨年同時期の調査結果と比較して0.1日減少。旅行費用は21.6万円で、昨年(20.9万円)より0.7万円増加した。旅行日数の分布は「6日」(17.7%)を頂点とした山型の傾向になっている。出発する人がもっとも多かったのは「5月3日(土・祝)」(14.3%)。続いて「4月26日(土)」(13.5%)、「5月2日(金)」(12.3%)となった。帰着日は「5月6日(火・祝)」(23.2%)がもっとも多く、続いて「5月5日(月・祝)」(19.4%)、「5月4日(日・祝)」(12.2%)と続く(グラフ4参照)。海外旅行先は「アジア」がもっとも多く55.8%、続いて「ヨーロッパ」(21.3%)、「北米」(11.6%)の順となった。「アジア」は昨年より2.7ポイント増加し、「ヨーロッパ」は2.6ポイント減、「北米」は0.7ポイント減。人気の旅行先を国別にみると、昨年に続き「台湾」が1位。続いて「アメリカ」「ベトナム」「韓国」が同率でランクインし、5位は「フランス」だった。本調査で人気旅行先の定番だった「タイ」はBEST5のランク外となり、続く社会情勢の不安が影響していそうだ。「韓国」は、旅客船・セウォル号の沈没事故や、地下鉄2号線の追突事故などが相次いだが、GWの旅への影響は本調査では特にみられなかった。

【国内旅行概要】
 国内旅行日数の平均は3.4日で、昨年(3.1日)より0.3日増加した。旅行費用は5.8万円で昨年(4.7万円)より1.1万円増加し、1日あたりの旅行費用は昨年(1.5万円)より0.2万円増の1.7万円となった。消費税増税直後のため、レジャー控えも懸念されたが、国内旅行においては昨年とほぼ変わらず、旅の予算は上昇傾向となった。旅行好きのフォートラベルユーザーにおいては、増税如何に関わらず、旅の支出には意欲的なようだ(調査結果解説-2参照)。出発日のピークは「5月3日(土・祝)」(20.7%)で、帰着日は「5月5日(月・祝)」(18.7%)がもっとも多かった(グラフ5参照)。人気の旅行先は、「北海道」「沖縄県」が同率でトップとなり、「東京都」「神奈川県」が続く。5位は「長野県」で、トップ5の顔ぶれは昨年と変わらない。「北海道」へ訪れた人からは”花見をした”というコメントが挙がり、遅く訪れる北国の春を満喫した人も多かったようだ。「沖縄県」は、那覇を中心とした本島、および石垣島へ訪れた人が多かった。
 国内旅行・帰省の交通手段は、「飛行機」がもっとも多く32.6%。LCCなども影響して利用者が増加傾向にあった昨年(26.6%)よりさらに6.0ポイント増加した。また、「船」についても利用者が増加。昨年(6.0%)より3.3ポイント増の9.3%だった。回答者の旅行先を見ると、小笠原諸島や屋久島などの離島の他、九州を船で巡る旅行者も散見された。

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【2】  調査結果解説

執筆:弊社アドバイザー 旅行ジャーナリスト 村田和子
※本コラムの内容を引用、転載等する場合は、執筆者の明記(旅行ジャーナリスト 村田和子)をお願いいたします。

 本年の結果を対昨年でみると”自宅中心で過ごす”が大きく増加しており、「旅行意欲が低下したのでは?」「やはり消費税の影響が…」という声が聞こえてきそうだが、経年で見る限り、旅行のトレンドは上向きといって差し支えないと考える。
 以下にその理由、および今後の注目ポイントについて述べる。
1. 暦が大きく影響するGWの旅計画。ポイントは「前半の連休」と「大型化」。
 旅行にあわせて休暇申請をする傾向がある夏期休暇とは異なり、GWについては休暇ありきで旅を計画する傾向が極めて強い。そのため、暦がどうしても影響する。5月3日-5日の3連休は毎年確定しており、旅行計画に影響する暦のポイントとしては、「前半の連休」と「大型化」の二点だと考える。
 特に4月29日(昭和の日)と週末を絡めて前半に3連休以上になるかどうかは、GW前半に旅計画ができるかどうかのポイントとなり、国内旅行、および近場の海外旅行の計画を左右し、GWの過ごし方に影響する。
 また後半の連休大型化、あるいは前半や週末との間にある平日を休むことで大型化がしやすいかどうかは、海外旅行、特にヨーロッパや北米など、遠方の海外旅行計画に影響する。ちなみに休暇が大型になっても、国内旅行の実施については、3泊4日までが大多数であるため、効果は限定的だと考える。

 ここで、昨年GWの暦をみてみると、前半は3連休、後半4連休で、間に3日間の平日が入っている。「大型化」にはしにくいが、前半も3連休となっており、国内、あるいは近場の海外へ出かけやすかったと言える(表4参照)。
 一方、今年の暦は、前半は飛び石で3連休はなく、更に3日間の平日をはさんで後半の連休という並びのため、大型化もしにくく、旅行計画には不利な暦だったといえる。その点を踏まえて、旅行実施率のグラフ(グラフ6参照)をみると、対昨年では全体・および国内旅行の実施率は落ち込んだが、2012年以前と比較すると上昇している。海外旅行については18.6%と対昨年からも増加しており、調査開始以来の高い実施率となっている。以上のことより、対昨年との結果に悲観することなく、長期的には旅行意欲は上向き傾向と考えてよいだろう。
(※旅行実施率=海外・国内・帰省・日帰り旅行の合計値)

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2. 旅行費用は、国内・海外ともに増加。増税でも旅行意欲は高まっている!
 消費税増税後、初めてのGWを迎えた。ここでは旅行費用についてみていきたい。消費税が関係する国内旅行一人あたりの費用は、平均5.8万円となり、対昨年で1.1万円上昇。1日辺りの費用換算では、0.2万円上昇し、1.7万円となった。費用が増加した理由としては、「(1)旅行への意欲が高い」「(2)消費税が増えた分、支出も増加した」等が考えられる。ただし、昨年からの費用増加は、消費税増税分(8%-5%=3%)をはるかに上回る割合であること、また消費税が直接関係ない海外旅行についても、対昨年で0.7万円増の21.6万円となっていることから、増税による費用増加の影響よりも、旅行意欲が高く積極的に旅で消費する傾向にあると考えるのが妥当ではないだろうか。

3. 今後の注目ポイント。国内旅行先の新たなトレンドは?
 5月24日付の日本経済新聞社のまとめでは、「夏のボーナスは5.9%増、6年ぶり80万円台」とのこと。これは夏の旅行市場に大きなプラス要因となることは間違いないだろう。
 旅先としては、海外旅行ではここ数年「台湾」が安定的に人気だ。今回「タイ」がBEST5から姿を消し「ベトナム」がランクインをしたが、現在ベトナムは中国との対立が続いており、長期化すればタイ同様、観光への影響が懸念される。海外旅行については国際情勢の影響が大きく影響する点は、注視する必要があるだろう。
 一方国内は、BEST5の顔ぶれは安定しているが、それ以降が面白い。6位に兵庫県、また群馬県も9位にランクインしている。前者は放映中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の舞台でもあり、特にロケ地にもなった「竹田城」が人気、後者は世界遺産に登録の見通しとなった富岡製糸工場があるなど、日常の話題とリンクした旅先が人気だ。
 今年1月に「今年行きたい国内旅行先ランキング」
http://fortravel.jp/pressroom/20140130_press/ )を発表したが 昨年式年遷宮を執り行い、今年はご利益の多い「おかげ年」にあたる「三重県(伊勢神宮)」、「島根県(出雲大社)」も人気が高かった。高円宮典子さまのご婚礼が秋にでも出雲大社で行われるという報道もあることから、こちらも益々注目が集まりそうだ。

【3】  調査実施概要(回答者プロフィール等) (n=1350)

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<調査目的>
旅行好きのフォートラベルユーザーがGWの休暇をどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、 実態を把握する。

<調査期間>
2014年5月2日 - 2014年5月12日 の11日間

<調査対象>
フォートラベル会員(有効回答数:1350件)

■フォートラベル株式会社について


事業内容:旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の企画・運営
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
代表取締役社長:安永 成志
投稿数:【クチコミ】761,433件 【旅行記】1,083,673件(2014年6月3日現在)
アクセス数:ページビュー数49,801,352 PV/月 サイト利用者数7,210,594人/月(2014年5月31日現在)
2004 年1 月にサイトを開設。今年10 周年を迎えた旅行クチコミサイト。登録ユーザーが旅先での経験をクチコミとして投稿できるサービス、旅行写真をブログ形式で投稿できる旅行記作成サービス、ツアー・ホテル・航空券などの旅行商品を一括で比較・検索できるサービスなどを提供。

■データ利用について
1.掲載に際しては「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)調べ」と必ず明記をしてください。
※「【2】調査結果解説」内記事を掲載の際は、「旅行ジャーナリスト 村田和子」と必ず明記をしてください。
2.掲載前に必要事項をご記載の上、弊社にご連絡をお願いいたします。なお、ご連絡頂く際は、以下について明記をお願いいたします。必要事項:会社名、担当者名、連絡先(メールアドレス、電話番号)、使用用途、発売日/掲載日
3.本レポートは情報提供を目的としています。掲載したデータ及び当該データを加工したグラフ等の正確性・確実性については、その内容を完全に保証するものではありません。また、本調査結果の利用者がこれらの情報を用いて行う判断の一切について責任は負いません。
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取材お問い合わせ先
フォートラベル株式会社 広報担当:谷津、山木、的井
mail : press@4travel.jp
  • 旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル
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