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2013年 夏休みの旅行動向調査



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プレスリリース
2013年9月17日 フォートラベル株式会社

フォートラベル「2013年 夏休みの旅行動向調査」

人気旅行先から消えた韓国。国内は沖縄の離島が人気。
この夏は何度も旅をした「旅行の掛け持ち派」が多数!?
海外旅行の実施率がトップの20代。財布の紐が固い30代。

フォートラベル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 井上英樹、以下:フォートラベル)は、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)」にて、会員を対象に「2013年 夏休みの旅行動向調査」を実施いたしました。調査結果を以下にご報告いたします。

  【1】 調査結果概要(基本データのご報告)
  【2】 調査結果解説/執筆:弊社アドバイザー、旅行ジャーナリスト 村田和子
     1.  人気旅行先から消えた韓国。国内は沖縄の離島が人気。
     2.  この夏は何度も旅をした「旅行の掛け持ち派」が多数!?
     3.   海外旅行の実施率がトップの20代。財布の紐が固い30代。
  【3】 調査実施概要(回答者プロフィール等)
  【4】 フォートラベル株式会社について
  【5】 データ利用について

【1】  調査結果概要(基本データのご報告)

【夏休みの休暇取得状況概要】

夏休みの連続休暇日数は平均7.6日で、昨年(7.5日)より0.1日増加した。休暇日数の分布をみると、「9日」がもっとも多く25.9%、続いて「5日」(15.9%)、「10日」(11.4%)の順となった。昨年同時期の調査結果と比較すると、全体的に傾向は似ているが、「9日」「10日」の休暇を取得する人が増加している(グラフ1)。休暇開始日については「8月10日(土)」(18.3%)、「8月9日(金)」(7.2%)、「8月14日(水)」(6.5%)の順に多かった。

【夏休みの過ごし方概要】

夏休みの過ごし方は「海外旅行」がもっとも多く35.4%、続いて「国内旅行」(31.3%)、「自宅中心」(12.7%)、「帰省」(9.6%)、の順となった。昨年調査と比較すると、「海外旅行」が7.0ポイント減少、「国内旅行」が4.6ポイント増加した。例年、海外旅行者が国内旅行者を大幅に上回っていたが(昨年:15.7ポイント)、今年はその差が4.1ポイントまで縮まり、国内旅行者の増加傾向が顕著に表れる結果となった。なお、当初計画していた過ごし方と実際の過ごし方について聞いたところ、90.7%の人が「計画通りだった」と回答し、計画と異なる過ごし方をした人は9.3%だった。計画と実際の過ごし方が異なった理由としては、「同行者との折り合いがつき、旅行(外出)できるようになった」というポジティブな回答が多かった。

【海外旅行概要】

海外旅行の旅行期間の平均は7.9日で、昨年(7.5日)より0.4日増加した。旅行費用の平均は22.8万円で、昨年(21.6万円)よりも1.2万円増加。旅行費用を旅行日数で割った、1日当たりの旅行費用は昨年と変わらず2.9万円だった。旅行先は「アジア」(47.6%)がTOPだったが、昨年(50.9%)と比較すると3.3ポイント減少している。続く「ヨーロッパ」は昨年より2.3ポイント増の26.1%、北米は1.3%増の13.4%となり、遠方の旅先も人気だった(表2参照)。旅行先を国別にみると、「台湾」、「ハワイ」、「タイ」の順に多く、昨年もっとも人気だった「韓国」にかわり、「台湾」がトップという結果に。旅行の出発日は「8月9日(金)」(7.6%)がもっとも多く、帰着日のピークは「8月17日(土)」(6.9%)となった(グラフ2参照)。

【国内旅行概要】

国内旅行の旅行期間の平均は4.1日で、昨年と同じだった。旅行費用の平均は6.6万円で、昨年より0.6万円増加。1日あたりの旅行費用は1.6万円で、昨年(1.5万円)より0.1万円増加した。人気の都道府県は「沖縄県」「北海道」「長野県」で、TOP3の顔ぶれは昨年と変わらない(表3参照)。4位には昨年は圏外だった「千葉県」がランクイン。旅行先を詳しくみると、今年開業30周年を迎え、現在記念イベントを開催している「東京ディズニーリゾート」を目的に旅をした人が多かった。5位は「静岡県」と「青森県」となった。「静岡県」は、6月に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が世界遺産へ登録されたことも影響していそうだ。旅行の出発日は「8月11日(日)」(5.6%)が、もっとも多く、帰着日のピークは「8月18日(日)」(5.9%)だった(グラフ3参照)。

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【2】  調査結果解説

執筆:弊社アドバイザー 旅行ジャーナリスト 村田和子 ※本コラムの内容を引用、転載等する場合は、執筆者の明記(旅行ジャーナリスト 村田和子)をお願い致します。

■人気旅行先から消えた韓国。国内は沖縄の離島が人気。

調査以来、旅先として常に上位だった韓国が、この夏ベスト5から姿を消した。年末年始やGWは、暦や休暇日数の影響で海外旅行先が左右されることも多く、本来の消費者ニーズ(嗜好)が現れるのは夏の旅先だと考えている。LCCも相次いで韓国に就航するなどプラス要因があるにもかかわらず、圏外となったことから、領土問題が引き金となった韓国離れは一時的な現象ではなく、韓国ブームはひと段落したと考えてよさそうだ。韓国にかわり人気となっているのが台湾だ。年末年始、GW、そして夏休みと3回連続で国別の旅先でトップに輝いた。短期間でも行けて価格も手ごろであること。治安も比較的よく公共交通機関も発達していることから、特に女性や一人旅で訪れる人が目立つ。トレンドの旅先として注目していきたい。

20130917-2 国内の旅行先では、沖縄県がトップとなった。今回の調査では、沖縄県への旅行者の半数は、石垣島や八重山などの離島に訪れている。3月に新石垣空港が開港しアクセスが向上したこと。加えてLCCのピーチが関西国際空港-新石垣空港間を6月に就航したのを始め、本島と新石垣空港間を格安で結ぶ航空会社も登場し、価格面でも値頃感が出てきたことが人気の理由と考える。元々魅力的な地域だけに今後もこの傾向は続きそうだ。

■この夏は何度も旅をした「旅行の掛け持ち派」が多数!?

本調査では、期間内に行った中でメインの旅について、回答をする形式をとっている。しかし今年は、コメント欄に「メインは海外旅行だが、国内旅行も実施した」「国内旅行へ二回行った」などの声が非常に多く寄せられた。夏休み期間中に、複数の旅行へいく掛け持ち派が多い傾向にあったと推測している。
特にこの傾向は国内旅行に顕著で、国内旅行の平均日数は本調査では4.1日で昨年と変わらないが、一人あたりのトータルでの日数は、(感覚値ではあるが)増えていると思われる。海外旅行から国内旅行へのシフト組も多く、その場合、費用と休暇を長期の国内旅行にあてるのではなく、回数を増やして消化する選択もあるだろう。今後はこの辺りの動きも把握できるように、調査の方法を検討したい。

■海外旅行の実施率がトップの20代。財布の紐が固い30代。

20代は積極的に旅へ出ているようだ。海外旅行の実施率は世代別で最も高く、国内旅行についても、実施率では他の年代に届かないものの、旅行費用は全体平均よりも1万円以上高い7.8万円となり、世代別でトップだった。
対して30代は国内、海外旅行の実施率では、他の年代とほとんど差はない。しかし一人あたりの旅行費用については、国内、海外旅行ともに、世代別で最も低く、また過ごし方では、「帰省」が多いのも特徴的だ。
現在の30代は「若者が旅に出ない」と言われ始めた時に、まさに20代だった層であり、ロストジェネレーション世代と重なる。節約志向があり、結婚し子どもがいる人も多い中、予算についてはシビアに見極めつつ旅を楽しむ傾向にあるようだ。
なお、60代以上は海外旅行の実施率が極端に低くなっているが、これは夏休みという時期が影響していると考える。60代以上は退職し時期を気にせず旅へ出られる人も多い。その為、『費用が高くて混雑する夏休みに、わざわざ旅に出ない』『子供や孫が帰省するので、夏は旅をしない』という意見が例年多く寄せられる。60代以上については、昨年から旅行への動きが活発化してきており、本調査は『夏休み』という期間限定の傾向と捉えて頂きたい。

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【3】  調査実施概要(回答者プロフィール等) (n=875)

<調査目的> 旅行好きのフォートラベルユーザーが2013年の夏の休暇をどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、 実態を把握する。

<調査期間> 2013年8月21日 - 2013年8月28日 の8日間

<調査対象> フォートラベル会員(有効回答数:875件)



・フォートラベル株式会社について

事業内容:旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の企画・運営
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
代表取締役社長:井上 英樹
投稿数:【クチコミ】761,433件 【旅行記】681,269件(2013年9月17日現在) 
アクセス数:ページビュー数46,750,955 PV/月 サイト利用者数6,964,753人/月(2013年8月31日現在)
2004 年1 月にサイトを開設。来年1 月で10 周年を迎える旅行クチコミサイト。登録ユーザーが旅先での経験をクチコミとして投稿できるサービス、旅行写真をブログ形式で投稿できる旅行記作成サービス、ツアー・ホテル・航空券などの旅行商品を一括で比較・検索できるサービスなどを提供。

・データ利用について

1.掲載に際しては「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)調べ」と必ず明記をしてください。
※「【2】調査結果解説」内記事を掲載の際は、「旅行ジャーナリスト 村田和子」と必ず明記をしてください。
2.掲載前に必要事項をご記載の上、弊社にご連絡をお願いいたします。なお、ご連絡頂く際は、以下について明記をお願いいたします。
必要事項:会社名、担当者名、連絡先(メールアドレス、電話番号)、使用用途、発売日/掲載日
3.本レポートは情報提供を目的としています。掲載したデータ及び当該データを加工したグラフ等の正確性・確実性については、その内容を完全に保証するものではありません。また、本調査結果の利用者がこれらの情報を用いて行う判断の一切について責任は負いません。
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取材お問い合わせ先
フォートラベル株式会社 広報担当:的井、山木
mail : press@4travel.jp

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