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フォートラベル2012年GWの旅行動向調査



報道関係者各位へ
プレスリリース
2012年5月31日 フォートラベル株式会社

フォートラベル「2012年GWの旅行動向調査」

 フォートラベル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 井上英樹、以下:フォートラベル)は、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)」にて、会員を対象に「2012年GWの旅行動向調査」を実施いたしました。調査結果を以下にご報告いたします。

【1】 調査結果概要(基本データのご報告
【2】 調査結果解説/執筆:弊社アドバイザー、旅行ジャーナリスト 村田和子
   1. 旅行需要は回復し、東日本大震災前の状況に。海外旅行は堅調、LCCの影響に注目。
   2. 東日本への旅行が回復傾向に。東京スカイツリー効果、東北博覧会などに期待。
   3. 情報収集もとは絞られる傾向。「メディアを参考にしなかった」が増加。
【3】 調査実施概要(回答者プロフィール等)
【4】 フォートラベル株式会社について
【5】 データ利用について

【1】 調査結果概要(基本データのご報告)

【GWの休暇取得状況概要】

GWの連続休暇日数は、平均5.7日で、昨年より0.3日増加した。休暇日数の分布をみると「4日間」と回答した人が圧倒的に多く44.6%、続いて「9日間」(21.8%)となり、この2日程で65%以上を占める結果となった(グラフ1参照)。今年の暦は、4/28-4/30の3連休、5/3?5/6の4連休と、間に2日はさんで前半・後半にわかれていた。「4日間」と回答した44.6%の人は、暦通りの休暇だったと推測され、また、5/1(火)・5/2(水)を休むと連続9日間となることから、この日程に集中したと思われる。


【GWの過ごし方概要】

GWは「自宅中心で過ごした」と回答した人が最も多く37.1%、続いて「国内旅行」(19.7%)、「海外旅行」(16.7%)、「日帰り旅行」(10.6%)、「帰省」(6.9%)の順となった。昨年同時期と比較すると「自宅中心で過ごした」が3.3ポイント減少し、「海外旅行」「国内旅行」「帰省」など宿泊を伴う旅行は微増。旅行意欲は比較的高かったと考えられる。昨年のGWは震災直後ということもあり旅を控えた人も多かったが、震災前の2010年GWの結果と比較しても、「海外旅行」が0.6ポイント、「帰省」は0.7ポイント、「日帰り旅行」は0.6ポイント増加している。「国内旅行」は0.6ポイント減少したものの、ほぼ震災前に旅行需要は戻ったと考えられそうだ。(表1参照)


【海外旅行概要】

「海外旅行」費用の平均は17.8万円で、昨年同時期の結果(18.4万円)よりも0.6万円減少した。2010年からみると、2年連続で減少しており、2年間で2.1万円減という結果になっている(表?参照)。旅行費用の分布をみると「20万円以上25万円未満」が減っており、10 万円代が増えている。理由としては、比較的近場のアジアの人気が高いこと、また長引く円高の影響でツアー代金や現地滞在費が安く抑えられていることも影響していると考えられる。

出発日は「4月28日(土)」が16.4%で最も多く、続いて「4月29日(日)」(12.7%)、「4月27日(金)」(12.2%)とGW前半に集中し、帰着日は「5月6日(日)」(16.9%)、「5月5日(土)」(12.2%)、「5月4日(金)」(11.1%)の順となり、GW後半に集中した(グラフ2参照)。

海外旅行の行き先は休暇の日数により、近場と遠出に分かれ、人気が高かったのは順に「アジア」(59.9%)、「ヨーロッパ」(18.8%)、「北米」(10.7%)となった。昨年と比較するとアジアは3.5 ポイント減、ヨーロッパは0.5 ポイント増、北米は2.9 ポイント増(表2参照)。主な旅行先は「韓国」「台湾」「中国」「「アメリカ」「グアム」「タイ」となった。


【国内旅行概要】

「国内旅行」費用の平均は4.9万円で、昨年、一昨年と比較してほぼ横ばい。1日当たりの旅行費用は1.5万円でこちらも傾向は変わらない。旅行期間は3.2日間で、昨年GWより0.1日減少した(表?参照)。また、出発日は「4月28日(土)」が最も多く21.2%、「5月3日(木)」(17.3%)、「4月29日(日)」(11.3%)と続き、帰着日は「4月30日(18.7%)」、「5月5日(土)」(16.4%)、「5月1日(火)」(12.9%)という順だった(グラフ3参照)。事前調査では、4連休であるGW後半に出かける人が多い結果となったが、実際には前半に出かけた人が多くなった。前半は天気に恵まれたこともあり、直前に需要が伸びたと思われる。

国内旅行の行き先は「東京都」「北海道」「長野県」「静岡県」の順に人気が高く、昨年ランク外に落ちた「東京都」がトップとなった。要因としては、昨年は震災や原発問題の影響で特に西日本から東日本への旅行が低迷していたこと、震災から一年以上が経ち気持ちの面での障壁が低くなったこと、また「東京スカイツリー」のオープンを控え、媒体などでの特集も多く関心が高まったなどが影響したと推測する。また、「北海道」「長野県」「静岡県」「沖縄県」は昨年に引き続き人気が高かった(表3参照)。


20120531_表1
20120531_表2-3
20120531_グラフ1-3

【2】 調査結果解説


執筆:弊社アドバイザー 旅行ジャーナリスト 村田和子


1.旅行需要は回復し、東日本大震災前の状況に。海外旅行は堅調、LCCの影響に注目。

昨年同時期の調査では、海外旅行・国内旅行者が対前年比で減少したが、リーマンショック直後の2009年と比較するとプラスであり、東日本大震災による需要の冷え込みは限定的、短期的と予測した。あれから一年、今回の調査結果から、震災前もしくはそれ以上に旅行需要は回復していると考えられる。

まず、宿泊を伴う旅行(海外旅行・国内旅行・帰省)が昨年よりも増加。震災前の一昨年と比較しても、国内旅行が微減(0.6ポイント減)した以外は、海外旅行では0.6ポイント、帰省は0.7ポイント上昇し、ほぼ震災前の水準になっている。特に海外旅行は、長期化する円高で旅行費用や現地での支出が抑えられること、昨年海外旅行を断念した人の反動もあってか、燃油サーチャージが高騰する中でも堅調だ。また出発間際の予約が可能なサイト(例:JTBが運営するトルノスは、出発日の2日前まで予約が可能)など、出発直前でも海外旅行の計画が可能な環境要因も大きい。更に先日韓国へ就航したピーチを始め、今後運航を開始する日系LCCも国際線へ進出することが発表されており、旅行者動向にどう影響するか注目したい。


2.東日本への旅行が回復傾向に。東京スカイツリー効果、東北博覧会などに期待。

国内旅行に目を向けると、昨年のGWの旅先として、東日本の都道府県は2位の「北海道」を除き、ベスト5に入らなかった。特に西日本から首都圏への旅行は、震災・原発の不安に加え、震災翌日には九州新幹線が全線開通するなど九州方面が旅先としてトレンドとなっており、需要は大きく落ち込んだ。今回の調査では、旅先として「東京都」が1位になったほか、ベスト5(同率含む)に、「千葉県」、「栃木県」もランクイン。テーマパークへの客足の戻りや、東京スカイツリーのオープンを間近に控え話題性があったことが寄与していると考えられる。GW明け5月22日に東京スカイツリーが開業し、今後も「東京都」周辺への観光は賑わいそうだ。

なお、桜の見頃とGWが重なった東北地方へは、国内旅行を実施した人の1割強の人が訪れた。震災から一年が経ち、東北への旅を検討している人が増えている。現在開催中の東北博覧会を始め、この夏にかけては、東北地方の観光復興のターニングポイントになりそうだ。


3.情報収集もとは絞られる傾向。「メディアを参考にしなかった」が増加。

旅行先決定前後に参考にしたメディアを本調査では継続的にリサーチしてきたが、SNSやスマートフォンが普及して、変化があったかをみてみたい。まず、今年のGWと2010年のGWの調査結果を比較すると、旅行先決定前の状況に大きな違いがみられる。旅行先決定前にメディアを「参考にしなかった」という人が、海外旅行・国内旅行ともに20%台にのぼり大きく増加。それに伴い各メディアを参考にした割合が減少している(グラフ4)。

これは、日常の中で旅行先が決まっている、つまり旅を計画するときには旅先の選定は既に済んでいる人が多いと解釈できる。また旅行先の決定前にメディアを「参考にした」と回答した人も、一人当たりの参考メディア数は減少している。SNSやスマートフォンの普及で情報が溢れる時代になったが、参考とする情報源は絞られる傾向にあると考えられる。今後は旅の需要喚起も、より早期に日常的にアプローチが必要となりそうだ(グラフ4)。

「ガイドブック・書籍」については、海外旅行では旅行先決定前後ともに参考にする傾向は変わらないが、国内旅行については旅行先決定前後ともに、参考にした率は大きく減少している。これはスマートフォンが普及し、いつでも必要な情報が得られる安心感から利用が減っている、あるいはガイドブックのアプリも多く提供されており、同じ情報を得るにも書籍から電子メディアに代わっていることも影響をしていると考えられる(グラフ4,5)。

20120531_グラフ4-5

【3】 調査実施概要(回答プロフィール等) (n=1211)

20120531_プロフ

調査目的

旅行好きのフォートラベルユーザーが2012年のGWをどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、実態を把握する。

調査期間

2012年4月26日 – 2012年5月7日の12日間

調査対象

有効回答数: 1211件

【4】 フォートラベル株式会社について

事業内容:旅行総合情報サイト『旅行のクチコミサイト フォートラベル』の企画・運営
所在地 :東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
取締役社長:井上 英樹

2004 年 1月にサイトを開設。ユーザーが実際に体験した国内外の旅行情報のほか、ツアー・ホテル・航空券などの旅行商品を一括で比較・検索できるサービスを提供。
「最適な旅行先を発見できる」、「最適な旅行商品を選べる」、「旅行先で現地情報を探せる」、「旅行の思い出を整理できる」、「他の旅行者と情報交換できる」をコンセプトに、旅行に関する全ての満足を実現するためのサービス提供を目指します。

【5】 データの利用について

1.掲載に際しては「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)調べ」と必ず明記をしてください。
2.掲載前に必要事項をご記載の上、弊社にご連絡をお願いいたします。なお、ご連絡頂く際は、以下について明記をお願いいたします。
必要事項:会社名、担当者名、連絡先(メールアドレス、電話番号)、使用用途、発売日/掲載日
3.本レポートは情報提供を目的としています。掲載したデータ及び当該データを加工したグラフ等の正確性・確実性については、その内容を完全に保証するものではありません。また、本調査結果の利用者がこれらの情報を用いて行う判断の一切について責任は負いません。
4.本レポートのご利用にあたっては、以下の事項を禁止いたします。
   ・本レポートを改竄して使用すること。
   ・本レポートを第三者に対し有償で提供すること。
   ・本レポートの複写・複製・転訳載・抄録要約、磁気媒体・光ディスクへの入力等をフォートラベル株式会社の許諾なく行うこと。

取材お問い合わせ先
フォートラベル株式会社 広報担当:山木、的井
mail : press@4travel.jp

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